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実験や開発を行うのに、便利なツールやIDEなどを紹介します。

なお、出来るだけ無償、または安価なものに絞っています。(筆者が貧乏なので)

= 電子回路関係 =

kicad 回路図の作成からパターン設計まで全て無償で出来ます。
ガーバーデータの出力も行えるので、基板を発注するまで、ほぼこれ一つで出来ます。
トランジスタ技術でも何度かとりあげられていますので、バックナンバーを見てみたらいかかでしょうか。
FreeRouting kicadとペアで使う、自動配線ソフトです。
kicadで基板上の部品配置まで仕上げれば、あとは自動配線で。
多少デリケートな回路でも、自動配線の後でパターン太さや引き回しの変更が出来るので大丈夫です。
LTSpice 無償で使えるシュミレーションソフトです。
簡単なオペアンプ回路や、過渡特性のシュミレーションも十分です。
世界的にも信頼されているシュミュレータのようです。

= マイコン関係 =

Arduino 数年前まで、AVR StudioというIDEとデバッガで開発をしていましたが、今はArduinoが当たり前になっています。
(AVR Studioも現役でVer.7まで上がっているようです。)
ボードも非常に安く、現在主流のArduino UNOであれば1000円ちょっとで買えます。
ただし、安い物は正規品ではないので自己責任で。私は特に問題ありませんでした。
PICマイコン ホビー用から家電製品まで使われているマイコンです。
IDEは「MPLBX」で、それと各マイコン(8bit/16bit/32bit)用のコンパイラを組み合わせて開発します。
MPLBX、コンパイラともに有償版もありますが、通常は無償版(試用版ではない)で十分です。
プログラムの書込みには「picKit3または4」が必要になります。(5000円くらい)
ちなみに上のArduinoやAVRは元々アトメル社でしたが、今はPICマイコンと同じMicrochip社になりました。
秋月電子通商の通販でも、多数販売されています。
MSP430、C2000シリーズ Texas Instruments社のマイコンです。
あまり馴染みはないかもしれませんが、信頼性が高く、使いやすいマイコンです。
IDEは無償ですが、デバッガを購入する必要があります。
一般の電子部品屋さんではあまり扱っていないのが残念です。

= ソフトウェア関係 =

Visual Studio Community MicrosoftのVisual Studio無償版(試用版ではない)です。
有償版もありますが、無償版でも十分すぎると思います。(商用も可能)
主にはC++、C#、Visual Basicが使えますが、AndroidやWebアプリの開発も出来るようです。
Visual Studio Code 上と同じくMicrosoftのエディタです。
使いやすいエディタは他にもいろいろありますが、今回初めて使ってみました。
少なくとも、HTMLやCSSでは非常に使いやすいです。意外と使えるかも。
<Bcc Win 古くからC言語の練習用として使われているソフトですが、基本を見直すのに重宝します。
完全無料なのですが、環境によっては動作が不安定になるかもしれません。

= 機械図面関係 =

RootProCAD free フリーで使える2次元CADです。
お絵かきソフトとは違う本格的なCADソフトで、AutoCAD(DWG/DXF)やJw_cadの読書きも可能です。

= Windows10 =

画面キャプチャー 「Windouwsキー」+「Shiftキー」+「S」で画面上の任意の部分をキャプチャー出来ます。
動画キャプチャー 「Windouwsキー」+「G」でキャプチャーツールが開きます。